はてスリでGO
今日は4時50分起きで貯水池へGO
珍しくはてスリ着用
着るのは仙台ハーフ以来
結果ドン
ポクポクジョグからの1km全力走
3:50
前回の3:53から3秒を削り出すことができたのははてスリパワーかもしれない
さーて帰るかー、と貯水池をあとにポクポクと家までGO
途中、赤信号に引っかかってしまったので立ち止まるとなんだか視線を感じたので振り返る
そこには青森の田舎町に似つかわしくないシュッとしたショートカットの美人が
イメージとしては逃げ恥のガッキー
彼女はぼくの胸元をじっと見ています
僕の大胸筋に興味があるのかな? と思いながら「何か?」という表情で見返すと、
ガッキー「あ、あの... もしかしてそのノースリーブってはてブロですか?」
tk「あ、そーですけど何か?」
ガッキー「やっぱり!その万年筆みたいなマーク、見覚えがあったんですよー」
tk「よくご存知ですねー、でもどうして?」
ガッキー「わたし、ランニングブログが好きで、はてブロもよく読んでるんです。向こうの病院の窓から貯水池をグルグル走るあなたを見てたんです。」
tk「病院? あ、確かに向こうからなら見えますねー。失礼ですが何かご病気でも?」
ガッキー「あ、ただの盲腸なんで大丈夫です。仕事で青森に来てたんですけど急遽入院することになってしまって...。それで、今日退院で青森最後の日なので、思いきってあなたに会いに来たんです。はてブロノースリで確信が持てたんです、あなたがtkさんだって...」
まさかはてスリを着てるおかげでこんな可愛い子に声をかけられるとは。しかも1日の読者がよくて100人程度のこの不人気ブログの読者だと? 盆と正月とクリスマスが同時にやってきてパーリナイな気分だ
しかしここで興奮しては僕がド変態だとバレてしまう、平静を装って答える
tk「そうです、確かに僕がtkです。やー、まさか読者の方に声をかけられるだなんて思いもよりませんでしたー」
ガッキー「前のブログから読んでるんです、ちょびの名は。とか、ヤッソマンとかもう訳がわからなくて面白かったですー。東京に帰ったらわたしもジョギングから始めてみようかな... でも、できるかな...」
tk「最初はウォーキングから始めたっていい。大事なのは継続すること。最初は誰だって不安さ、僕もそうだった。はじめの一歩を踏み出そうとする君の勇気を僕は心から応援したい」
ガッキー「ありがとうございます! あ、もうこんな時間...。またどこかで会えますか?」
tk「もちろん。ランニングを愛する気持ちがあればまたいつかどこかで」
ガッキー「tkさんがいつか走るのをやめる時がきても、私のこと忘れないでいてくれますか?」
tk「いつか走れなくなる時が来るかもしれない。それでも好きな気持ちはなくならない。人の記憶は不安定だけどとても不思議だ。なにかのきっかけがあれば何度だって思い出せる。だから」
ガッキー「きっと」
tk「僕らは」
tk&ガッキー「「また会おう!」」
朝靄に包まれた貯水池は夏の匂いがした
僕は心の中で泣きむせびながら『ガッキー!おれだー!結婚してくれーーーー!!!』
と叫んだ