盛マラレポその4でGO
『ONE TEAM はてブロ』と書かれたちょびの背中を見送り僕は盛岡の街を走り出した
(メッセージ書いてるのは後から知ったけど)
盛岡市は19歳から21歳までの二年住んだ街だ
青森市で生まれ育った僕にとって盛岡でも十分過ぎるほど都会だった
合コンしたりスナックやキャバクラにいったり女の子との楽しい思い出がたくさんある
間違いなく僕のパリピの原点は盛岡だろう
昔を思い出しながら走ると自然と足取りも軽い。おお、なんか調子いいな
2kmすぎ内丸付近
YouTubeで見れますので猟奇的tkファンはご覧下さい
赤いランシャツ、オークリーのサングラス、細身の体型、3桁のゼッケン
なんちゃってエリートランナーの完成です、このゾーンでは一際目立ってますね
このレース、僕は1つだけ決めていたことがあります
それはストロングスタイルで挑む、ということ
ストロングスタイルとはアントニオ猪木が提唱したプロレスのスタイルで、僕なりの解釈で要約すると
小細工なしで真っ向勝負
具体的には
・補給食、給水の類は持たない
・iPhone、ヘッドフォンも持たない
・私設エイドには手を付けない
・誰の力も借りず絶対に完走する
です。
このストロングスタイルのおかげで集中して走れました。いつになるかわかりませんが今後のマラソン大会もストロングスタイルで挑もうと思います。
昔の彼女と初詣に行った八幡宮を抜け、盛岡駅を眺め盛南大橋を進む
盛岡で走るときはほとんどがこの雫石川沿いだし、どんなコースか全て頭に入っている。完全にホームの利である
ここからはスライド区間、スライドマニアの血が騒ぎ出します
まずはトップ集団
凄いスピードで颯爽と走るエリートランナー
この時僕は、格好いいなぁ、という意味で
『いいなぁ〜』
と口に出してしまったんです
すると隣にいたおじさんに『あれ、お兄ちゃんどうしたの?故障??』と、聞かれました
おじさんはどうやら僕を故障中で思うように走れなくて先頭集団を羨ましがるエリートランナーだと解釈したようです
ここで正直になんちゃってエリートランナーです、と答えるのも野暮なので
『あ、はい、まあそんなもんです。今日はサブ4ペースで流します』
と、エリートランナーっぽく返しましたw
知らないおじさんと健闘を誓いあい、おいやんさんを探します
ピンクのはてブロTを探しますが見つかりません...
それもそのはず、おいやんさんは黒いはてブロTを着ていたとの事
ざんねんこ
〜10kmまでのラップ
ちょっとハイペースでしたねー
ちょびさんは見つけられず、次のスライドはナコラマさん
思ったより速い! びっくりんこ
『ナコラマさーん、ファイトー!』『おー、てぃーけーさーん!』みたいなエール交換ありがとうございます!
キングスライムの被り物をした知らないランナーともスライド
僕の走力がもう少しあればキングスライムとベホマズンの夢のコラボが出来たなぁ、がっかりんこ
その後は何人か職場の同僚ともスライド
僕はサブ4程度の走力ですが、一応職場では1番走れる存在なのでなんとしても職場一位はキープしたいところ
自分に喝を入れる意味も込めて大声で同僚達にエール
この辺で後ろから『すげぇ、ベホマズンだぞ』
『回復してくれんのかな?しかしMPが足りない!のオチかな?』と聴こえてきました
(参考画像)
(下に『しかしMPが足りない!』と書けば完璧でしたねw)
チラ見すると大学生っぽい若い2人がわちゃわちゃ楽しそうに走ってました
本来ならここで『はい、ベホマズン〜』と大山のぶ代ボイスで回復させてあげたかったのですが、今日の僕はストロングスタイルのランナー、男は黙って背中で語るのだ
ガン無視して走ります、大学生たちよ、すまんこ
2個目のスライド区間ではマックさんとスライド
ちょうどこのカーブの別れ際でしたかね、マックさんが曲がっていってしまうあたりで声をかけました
tk『マックすわぁ〜ん!』
マ『うお〜い!』
ほんとギリギリでした、これにはスライドマニアtkもにっこりんこ
ここまではオートクルーズ状態で淡々と走りました
エイドでの給水も給食もトラブルなし、沿道の声援にも適度に応え、気温も涼しいし気持ち良く、マラソンを楽しんで走れました
〜20kmまでのラップ
本当に余裕のサブ4ペースでした
今回、ガーミンの1kmラップを1kmごとに見て『おーし、5分40秒以内、勝った!』と1kmを42回勝負するような作戦をとりました
ハーフの距離をすぎ、吉田沙保里は余裕時分を計算します
クルクルクルクル...
ドーン!
只今の貯金、8分!
盛マラは25kmからの坂が終わると30km以降は下りなんです
なんだか今日サブ4、いけそうな気がする〜
よーしあと半分、がんばりんこ!
続きマイケル